高齢者が喜ぶ思いやりのある介護士になる

生きているどの人にも訪れる終末期ですが、どのようにして一緒に過ごせば、その高齢者の方たちの終末期を楽しくそして生きがいを見いだせる毎日にすることができるのでしょうか?
ただ、思いやりのある言葉をお年寄りに対してかけることだけが介護士のできることでしょうか?
そのことも介護の現場では必要なことですが、それ以上に、強いチームワークで現場を盛り立てて行くことも重要な課題です。
特定の施設に入所されている高齢者の方の大半が、認知症であることを職員は理解していおかなくてはいけません。
認知症に特化した施設や元気なお年寄りが生活している施設、寝たきりの方が多い重度の介護が必要な施設など、様々な施設があります。
どの施設で働くにしても、常に明るい笑いのある施設は施設利用者、職員ともに幸せを感じられます。

そのような介護施設の職員として仕事がしてみたいと思う動機は、大きく言えば「社会貢献として施設の職員になる」「自分の家のおじいちゃんやおばあちゃんにも同じような介護をできるように」といったものでも構いません。
最初はどんな動機であっても、仕事をしていく中で思いやりをもった介護を提供することができるようになれば良いのです。

そうすれば介護の仕事に対して、素晴らしい部分とそうでなく辛い部分を両方知った時に、しっかりとしていて優しく強いチームワークが生まれるはずです。
まず、身近にいる高齢者の方へのお声掛けをすることも重要なことです。
どのような返答が返ってくるか楽しみですよね。
優しい声で返答があれば、きっとあなたには介護士としての必要な資質があります。
これからもいろいろな話をお年寄りの方たちとしてみてくださいね。